2024年GW旅行 その2(屋久種子編)

8.九州

4月27日(土) 鹿児島での一日


9:00鹿児島港到着
みなと大通り公園で朝のお散歩


フェリー到着ターミナルから車で2~3分の鹿児島港内にある「かごしま水族館」へ。

かごしま水族館…「桜島」を眼前に仰ぐ、鹿児島の海の生きものを中心に展示する九州最大の水族館です。世界最大の魚ジンベエザメやカツオ・マグロなどが群泳する黒潮大水槽は圧巻です。

観客も参加できるイルカショーをはじめ、ジンベエザメやゴマフアザラシ、デンキウナギの食事解説やガイドツアーなど、イベントが充実しています。

また、海につながる屋外水路(無料エリア)では、水族館のイルカのジャンプなどのパフォーマンスを間近で見ることができて迫力満点です。

 


水族館見学後、鹿児島市中心地にある大衆寿司居酒屋「鮨酒肴 杉玉」でちょっと贅沢な昼食。

意外とリーズナブルなお値段ですが、ネタも新鮮で美味しかったです。

    


鹿児島銘菓の「かるかん」を老舗の雰囲気たっぷりの明石屋でゲット。

鹿児島に来たら、この「かるかん」は外せません。

   

本日の宿泊地「道の駅 喜入」に移動し、夕方のお散歩、入浴、車中食。

道の駅情報…鹿児島市内から指宿方面に向かい約1時間。道の駅手前にスーパー、その向かいにファミマ有り。コインランドリーも10分くらい歩いた所に有り。

施設内の入浴施設「八幡温泉保養館(温泉)」は、大浴場、打たせ湯、寝湯、サウナ(TV付)の設備が完備しており¥390。但しシャンプーリンスは要持参。21時まで。

駐車場脇にトイレ。駐車場から階段を降りたところに芝生の広場があり、その脇に流れる川沿いが絶好のお散歩場所になっています。

ごみ捨ては×。

静かな環境で、車中泊環境としては良好で、お仲間も何組かいました。

   

 4月28日(日)  屋久島1日目(ヤクシマランド)


朝のお散歩を早々に済ませて、フェリー埠頭へ  

噴煙を上げている桜島を後にして、8:30屋久島に向け出航。
船内のラウンジで寛ぎながら、持参のコンビニおにぎりで昼食も済ませました。

   


定刻通り12:30に屋久島(宮之浦港)に到着。大きな揺れもなく、順調な船旅でした。

   

フェリーを降り、ヤクスギランドへ。今度が2度目になります。

ヤクスギランドには5つの散策コースが用意されていますが、今回は(前回は時間が無くて断念した)、最長210分のトレイルコースにトレッキングシューズに履き替えて挑戦!!

ワンコ×なので、お留守番。全く、いつになったら車から出してもらえるの!

ヤクスギランド…宮之浦港から約36km、標高1000~1300mに広がる自然休養林。面積270.33haの広大な森に5つの散策コースを設定し、興味や体力に合わせてお好みのコースを楽しむことができます。
その名の通り屋久杉を鑑賞する島内随一の森で、仏陀杉・母子杉・小田杉といった巨木や双子杉・くぐり杉・ひげ長老などのユニークな名をもつ屋久杉を数多く見る事ができます。また、清らかな小川のせせらぎ、緑豊かな苔、四季を通じさまざまな表情を見せてくれる植物と、自然豊かな森の姿がここにあります。

1(ランド案内板) 

2.スタート



案内板を横を通り、ルート表示に従いスタート。

3.くぐり栂  

 4.双子杉 

5.千年杉

歩き始めてすぐ、写真にある樹齢1000年以上の巨木たちが出迎えてくれました。

6.荒川歩道 

 7.荒川橋 

 8.荒川橋からの眺め 

千年杉の少し先にある荒川歩道の先にある荒川橋(吊り橋)を渡ります。
荒川橋からの眺めは写真以上に迫力を感じました。

吊り橋はグラグラ揺れるので、チョッとドキドキ。(正直、超苦手、怖いです💦💦

9.150分コースへの分岐点

10.ひげ長老

11.蛇紋杉 

12.210分コースの分岐点ユニークな名前の巨木やコース分岐点を過ぎて、最長コースへ順調に歩を伸ばします。

13.天文の森へ1

 14.天文の森へ2  

 15.天文の森

「天文の森」までは上り坂。途中、名前はないけれど見応えのある巨木があちこちに。
ようやく目的地点「天文の森」に到着です。
すると「釈迦杉」の案内版がある事に気づき、もう少し脚を延ばすことに。




少し歩くと、一段と大きな巨木「釈迦杉」が現れました。

うーん、なかなかの迫力です!!

18.210分コースの分岐点(戻ってきました)

 19.天柱橋

20.天柱橋からの眺め

「天文の森」から元の分岐点まで戻ります。橋を渡るなどしてランド出口を目指しますが、予定より時間がかかっているので先を急ぐことに。

 21.天柱杉 

22.母子杉

23.三根杉

次々に現れる巨木たちに目を奪われながら歩を進めます。

 24.沢津橋

25.沢津橋からの眺め

26.仏陀杉

27.双子杉

二つ目の吊り橋を渡り、仏陀杉歩道にある次の巨木たちを目指します。

28.くぐり杉

29.清涼橋 

30.ランド出口

面白い形をした「くぐり杉」の下を潜り、3つめの吊り橋「清涼橋」を渡るとやっと出口に到着です。

結構頑張って歩きました。チョッと達成感あり!!

ヤクスギランドのトレッキングを終え、車で20分ほどの「紀元杉」を見に行くことに。

紀元杉…ヤクスギランドより車で15分、標高約1,200メートルの安房林道沿いにあり、屋久島で唯一、車窓から見ることができる屋久杉です。樹高19.5メートル、胸高周囲8.1メートル、推定樹齢3,000年といわれています。木の先端は枯れていますが、斜面の下側から見ると樹勢を感じさせます。ヒノキ、ヤマグルマ、アセビ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなど約12種類の着生樹があり、樹上に育っているとは思えないほどの大きさに育っています。最も大勢の人が訪れる、屋久島でも代表的な屋久杉です。

昨年行った「縄文杉」は20m離れた展望所から眺めるだけで、手前の樹木が邪魔してよく見る事が出来ずその大きさを感じられませんでした。

この「紀元杉」は間近に見る(触る)事が出来、そのたたずまいには圧倒されます。

私達の感想としては、ヤクスギランドの巨木たちや紀元杉の方が、屋久杉としての幽玄さ神秘さに感動をおぼえました。



紀元杉のすぐ近くの車道脇にある湧水「紀元命水」があります。

紀元命水…日本名水百選にも選ばれている、甘くまろやかな水です。

汲んだ水は殆どワンコに飲まれてしまいました。

美味しかったワン

※屋久島には10数か所の湧水ポイントがあるそうです。

   

昨年もお世話になったペンション「アクティブ」に到着。

ここはワンコも一緒に泊まれるので、ワンコ達も大喜び。
ワンコ大好きの大将(オーナーの呼び名)心づくしの料理で疲れた身体を癒しました。

ペンション「アクティブ」…空港まで車で5分の場所にあり、大自然に囲まれた静かな環境にあります。外でバーベキューや星空観察も出来、大型犬まで宿泊可能です。

        

4月29日(月)  屋久島2日目(白谷雲水郷,西部林道)

犬好きの大将に自由に散歩させてやっていいよといわれて、

ワンコも庭中のびのび走り回りました。
(写真に見える緑は芝生ではなく、ふかふかした苔です)

ペンションのお庭での朝のお散歩と朝食を済ませ、本日の最初の目的地「白谷雲水郷」へ

白谷雲水郷…宮之浦港から車で約30分の標高800mに位置する、人と森林のふれあいの場として林野庁の「レクリエーションの森」に指定された屋久島自然休養林で、体力に自信がない人でも気軽に樹齢1,000年を超える屋久杉をはじめ、屋久島の原生的な森を観賞できるスポットとして人気があります。自然休養林内を歩くには「弥生杉コース(60分)」「奉行杉コース(3時間)」「太鼓岩往復コース(4時間)」の3コースがあります。


「白谷雲水郷」の駐車場に着くと、お食事中の猿群団の出迎えを受けました。邪魔しないように車を停めて、雲水郷入口へ。最短コース(弥生杉コース)を歩くことにしました。

ヤクスギランドと同じで、ここもワンコ×なので車内でお留守番。お猿さん達がアタイ達のことを気にしてるようだけど….  無視! 無視!

案内に従い「弥生杉」までの長い階段をひたすら上ります。途中、サルスベリによく似たヒメシャラの大木を眺めたりしながら、ようやく到着。結構キツカッタけど、樹齢3000年と推定される白谷雲水郷随一の巨木「弥生杉」を見ることができ大満足でした。



キツイのは「弥生杉」までで、あとはノンビリ風景を楽しみながらコースを巡りました。

今回は一番短いコースを歩いたけど、次回は、トレッキングコースに挑戦したいなぁ。


雲水郷からの帰りは車窓から眺めを楽しみながら、次の目的地へ。(写真は「雲の展望台」という場所から宮之浦市街を臨んだもの)

汗を流そうと「ゆのこの湯」という温泉に行ったところ、祭日だからなのかお休み。仕方ないので、車中で(ペンションで用意してもらった)「おにぎり弁当」をいただくことに。

この後は、屋久島の外周を時計回りに一周しながら観光スポットを回りました。

   

まずは武田館でお土産ゲット

品数も豊富で店員さんもとても親切。昨年屋久島に来た時もこちらでお土産を買いました。

   

まずは「猿川ガジュマル」を見学。鬱蒼としたガジュマルの林は圧巻でした。

竜神の滝」「中間のガジュマル」を見た後、「大川(おおこ)湧水」で水汲み。

この水も殆どワンコが飲んでしまいました。

鬱蒼とした自然林「西部林道」に入ると猿、鹿を何度も目撃。中にはツーショットも!


西部林道を抜け少し走ると、ウミガメ産卵地「永田いなか浜」に出ました。

西部林道…島の西側、栗生・永田集落を結ぶ海岸沿いの道路で、約20kmにわたって人家のない道のりが続いています。そのうち瀬切大橋から屋久島灯台入口の手前約1kmのところまで、約15kmは世界自然遺産地域に含まれ、海岸部から山頂部まで人の手が加わっていない森林が続いています。道路沿いはほとんどが照葉樹林で「緑のトンネル」と呼ばれているところもあります。またこの地域は野生のヤクザルの群が重なり合って生活しているため、路上でくつろぐ姿も見られます

     

屋久島を一周するドライブしながらの観光を終えて、ペンション到着。
今夜も大将の心のこもった料理を楽しみながら疲れを癒しました。

 4月30日(火) 屋久島3日目・種子島1日目

屋久島もこの日が最終日。13時のフェリーで初めての種子島に渡ります。
フェリーの時間までをのんびりと過ごすことに。

ペンションの大将おすすめの日帰り入浴施設「尾之間温泉」で屋久島の温泉を体験。
この温泉の裏手から遊歩道もあってハイキングもできるようです。

尾之間温泉…350年前に傷ついた鹿が傷を癒やしているのを猟師が発見したのが開湯のきっかけと伝えられています。硫黄泉質の少し熱めの源泉かけ流しの共同湯です。浴槽には玉石が敷き詰められていて、その下から源泉がわき出ているので、お湯の質感をしっかりと感じられます。
タオル・石鹸・シャンプー等のアメニティグッズの設置はありません。
料金¥300。営業時間は7:00~21:00で月曜定休。

  

屋久杉自然館」に移動し、自然館周辺の散策コースでワンコサービス。

    

フェリーの乗船手続きを済ませ、宮之浦港近くの「ふるさと市場」で昼食。屋久島産の材料による海鮮丼とかつ丼を最後に楽しみました。

今回は天気に恵まれて、雨の多い屋久島で一度も雨に合わず楽しめました。(昨年来たときはずいぶん雨に降られました)

西部林道、楽しかった。ヤクスギランドの屋久杉は圧巻だった。紀元杉は荘厳だった。白谷雲水郷、もっとゆっくり歩きたい。

絶対また来たい!!

    

「フェリー太陽Ⅱ」で13:00屋久島(宮之浦港)出航。14:05には種子島(島間港)に到着。



今夜の宿泊地「自然レクリエーション村」に移動しチェックイン。

チェックインを済ませても、まだ15時前なので、島内観光に出かけることに。

     



最初に「ヤクタネゴヨウ自生地」に。

ハッキリ言って、ただの松にしか見えない..。

ヤクタネゴヨウ…ヤクタネゴヨウ(屋久種子五葉)は、屋久島と種子島にのみ自生する胸高直径2m以上、樹高30m以上に達するマツ科マツ属の常緑高木。
自生地は、屋久島では西部林道沿い、破沙岳周辺および高平岳の3地域が確認されています。種子島では、西之表市から中種子町にいたる島中央部の山林に散在し、現在その生残個体数は、屋久島で2,000、種子島で300ほどと推定されています。

    

次に「男淵女淵(おぶちめぶち)の滝」に。高地の無い種子島では珍しい滝という事で行ってみました。上下二連になっている静かな滝で、誰もいない静かな環境をゆっくりと堪能しました。

    

中種子町 温泉保養センター」で入浴後、自然レクリエーション村に戻り、夕方のお散歩、キャンプ食。

自然レクリエーション村…中種子町中心部よりから車で10分、種子島東側の熊野海水浴場に面したキャンプ場を中心にした施設。海水浴場としては7/1~8/31に開設。キャンプ場は年中利用可(12月28日~1月5日は除く)で、シャワー室、更衣室、炊事棟がありテント、毛布、炊事道具などのキャンプ用具の貸出もあります。

駐車スペースでの車中泊も最低の利用料金(車1台500円)を払えばOKで、トイレ、炊事棟、ごみ捨て等、便利に利用することができました。

キャンプ仲間のワンちゃん達と砂浜を走り回ったりも出来て、ここは超お気に入り!

中種子町 温泉保養センター…自然レクリエーション村から歩いて5分程度の場所にある温泉施設で、シャンプー等は要持参ですが、サウナに気泡風呂、低周波風呂なども完備し\400(70歳以上は\300)とリーズナブル。

今回はとっても便利に利用させてもらいました。

    

 5月1日(水) 種子島2日目(マングローブカヌー,宇宙センター)



自然レクリエーション村の海岸で朝のお散歩

自然レクリエーション村でのお散歩を済ませ、車で5分程度のマングローブパークに移動。マングローブカヌーを体験。鬱蒼としたマングローブ林の中、ゆったりとカヌーを進めました。

今回の旅行でカヌーは2回目。ノンビリしていてなんだか眠くなってきちゃった..

持ち出しOKということで、ガイドさんから渡されたマングローブ「メヒルギ」の種。 果たして東京で芽を出すでしょうか?


メヒルギ…種子島に分布するマングローブ。自然環境下では薩摩半島が分布北限となる。日本国内には6種類のマングローブが分布しているが、種子島ではこのメヒルギのみ。

   

Oh! moon ライス(オムライス)

赤米deロコモコ

カヌーの後は、種子島宇宙センターに移動して、カフェテリア「宙飯屋」で昼食。

種子島宇宙センターのすぐ近く、竹崎海岸にある「象の水飲み岩」

食後、広々とした宇宙センターの敷地内をあちこち探索。

15:00からは施設内をバスで回る「種子島宇宙センター 施設案内ツアー」に参加しました。

     

この日も「中種子町 温泉保養センター」で入浴後、自然レクリエーション村に戻り、夕方のお散歩、キャンプ食。

   

 5月2日(木) 種子島3日目(マングローブパーク,鉄砲館)

種子島滞在の最終日。昼過ぎのフェリーに乗るので、午前中の時間を利用して観光です。

朝のお散歩を自然レクリエーション村で済ませて、昨日カヌーを楽しんだマングロープパークへ。パーク内に設置された木道を一周してみました。

    


次に訪れたのは「ヘゴ自生群落」。

ヘゴとは南方でしか見られない大きなシダ。奄美大島の「金作原(きんさくばる)原生林」で多く見られたのはヒカゲヘゴで種類が違うそうですが、素人目には同じに見えます。

    

“種子島”と言えば”鉄砲”。「鉄砲館」を訪れて、鉄砲伝来の歴史を学んで来ました。

   

フェリー乗船前に、(種子島の食事処で検索するとトップに出てくる)「井元」でチョッと贅沢な昼食。

電話をしたのは開店少し前でしたが、快く「いらして頂いて大丈夫ですよ」と言ってくださり、どの店員さんとても丁寧で居心地の良いお店でした。

この後、鹿児島に着いたら博多まで爆走なので、ここでしっかり栄養補給しておかないと・・・

でも、そんなこと抜きにしても料理はとてもおいしくてここで昼食にしてよかったです。

    

13:45種子島(西之表港)出航の「プリンセスわかさ」で鹿児島へ。
佐多岬手前ではトビウオがフェリーと競争するように泳いで(飛んで)いました。

17:30に鹿児島に到着後、一路「博多港」へ。

   

途中「溝辺PA」でワンコのお散歩と夕食。

   


この後は一度休憩しただけで、22:30頃に博多港に到着。

予定通り0:05には対馬に向けて出航しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました